不用品回収業者の料金設定や注意すべき点

家の片付けや引っ越し、遺品整理など不用品を処分する機会は多々あります。
一度に大量の不用品が出た場合、自力で処分するには多くの手間と時間が必要です。
片付けを短時間で簡単に終わらせるには専門家である不用品回収業者を活用する方法があります。
不用品回収業者の料金設定や注意すべき点について詳しく解説します。

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1.不用品回収の料金相場一覧

引っ越しの際や遺品整理を行う際には、家具や家電などの不用品が出ます。
不用品は住んでいる地域のルールに基づいてゴミとして出すことが基本です。
しかしゴミ出しの曜日や日時が決まっていたり、受け付けていない不用品があったりするため一度に処分することが難しいケースも見られます。
また不用品の回収には料金がかかるため、回収料金を用意することが必要です。
どのくらいの費用が必要なのか、家具類や家電4品目など不用品ごとの回収料金の相場を紹介します。
また大量の不用品を処分したい時に便利なパック料金についても紹介するので参考にしてください。

1-1.家具類の不用品回収料金まとめ

家を片付けた際に出る不用品で処分に困るものの一つが家具です。
家具は大型の物が多く、運び出すのも苦労してしまいます。
不用品として回収する家具には主にベッド・ソファー・タンス・イスなどです。
回収料金は不用品回収業者によっても様々ですので、おおよその相場を紹介します。
回収料金の相場は、イス500円~、テーブル2,000円~、食器棚3,500円~です。
家具は大きさによって料金が異なりますので、回収を希望する家具の大きさを確認しておきましょう。
ベッドの回収料金の相場は、シングルベッドで7,000円~10,000円、ダブルベッドで10,000円~12,000円ほどです。
2段ベッドは特殊なため12,000円~15,000円が相場になります。


ソファーは3,000円~12,000円、タンスは3,000円~10,000円、本棚は3,000~5,000円が相場です。

1-2.家電4品目の不用品回収料金まとめ

不用品を処分する際に注意が必要なのが家電です。
家電には家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)があるため、リサイクルが義務付けられている家電があります。
リサイクルの義務がある家電は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目です。
この家電4品目については粗大ごみとして処分することはできません。
ごみの収集場所に出したとしても回収されませんし、不法投棄として罰則を受ける可能性があります。
家電4品目を不法投棄すると5年以下の懲役または1千万円以下の罰金、もしくは両方の罰則を受けることになるため注意が必要です。

家電リサイクル法は、家電4品目の廃棄量の減少と部品や材料をリサイクルするために施行されました。
資源の有効活用のための法律です。
家電4品目を処分する際には処分料金に加えてリサイクル料金がかかります。
これらの料金は家電の大きさやメーカーによって異なるのがポイントです。
エアコンの処分料金は2,000円~3,500円、リサイクル料金は990円になります。
テレビの処分料金は画面サイズによって異なり、32インチ以下は1,100円~3,300円、33インチ以上は1,650円~3,850円です。
リサイクル料金は15型以下で1,320円~1,870円、16型以上は2,420円~2,970円となります。

冷蔵庫・冷凍庫の処分料金は250L以下が1,100円~3,300円、251L以上が1,650円~3,850円です。
リサイクル料金は全定格内容積170ℓ以下が3,740円、全定格内容積171ℓ以上が4,730円となります。
洗濯機の処分料金は1,650円~3,850円、衣類乾燥機は1,100円~3,300円です。
リサイクル料金は洗濯機・衣類乾燥機ともに2,530円となります。

1-3.業者によるパック料金まとめ

不用品回収業者によってはお得なパック料金を設定している業者もあります。
不用品回収には単品回収とトラック積み放題などのパック回収があるのが特徴です。
積み放題プランは、トラックに好きなだけ不用品を乗せることができます。
また基本料金や作業料金、車両料金、スタッフ代などがすべて含まれているのがポイントです。
積み放題の場合には不用品を乗せるトラックの大きさによって料金が変わります。
業者によって取り扱っているトラックは異なりますが、主なトラックの種類は軽トラック・1.5トントラック・2トントラック・4トントラックです。


トラックの大きさに合わせて作業スタッフの人数が設定されています。
軽トラックは作業スタッフが1人、1.5トントラックはスタッフ1人~2人、2トントラックはスタッフ2人、4トントラックはスタッフ2人以上含まれているのが一般的です。
軽トラックプランの料金は、12,000円~25,000円が相場になります。
1.5トントラックは35,000円~、2トントラックは50,000円~、4トントラックは80,000円が相場料金です。
積み放題パックプランを利用する場合には、どの大きさのトラックにするかの見極めが大切になります。
不用品の量とトラックに積める量のバランスを考えましょう。


不用品が3点~6点で大型の物が少ない場合には、単品回収とどちらがお得になるかを判断してください。
トラックの積載量の目安は、軽トラックだと約2.5立方メートルで1K~1DKの部屋から出る不用品の量に向いています。
1.5トントラックは約4.0立方メートルで1LDK~2DKの部屋に最適です。
2トントラックの体積は約7.0立方メートルで、2DK~2LDKの部屋の片付けにマッチします。
4トントラックは体積が約25.0立方メートルで最も大きく、3DK~4DKの広さの部屋から出る不用品の回収に対応可能です。
4トントラックはたっぷりの容量があるため、一軒家の片付けの際にも十分活躍します。

2.不用品回収業者の疑問

不用品回収業者に不用品回収を依頼する際には、料金や業者選びなどに対して様々な疑問を感じる人が多いです。
不用品回収を希望する人は多いため、回収業者も多数存在しています。
お得に不用品を処分するためには適切な料金の業者を選ぶことが重要です。
不用品回収業者へのよくある疑問についてまとめました。

2-1.不用品回収業者は高い?

不用品を処分するときには、不用品回収業者を利用するべきかの判断が必要です。
実際に業者に回収を依頼するのと、自分で処分をするのでは費用にどのような違いがあるのかを把握しておきましょう。
不用品を粗大ごみで処分する場合には、処理手数料がかかります。
処分にかかる料金は自治体によって異なるので事前に確認しておくのがおすすめです。
粗大ごみの処理手数料の相場は、イス500円~、テーブル300円~1,000円、食器棚300円~2,500円となります。
ベッドが1,000~1,800円、ソファーが1,800円です。
このように自治体の粗大ごみ回収料金はリーズナブルというメリットを持っています。


不用品回収業者は自治体のごみ回収よりもコストがかかるように感じられますが、労力の面からみるとぐっと楽ちんなのがポイントです。
粗大ごみの回収は、自治体の指定ゴミ袋に入らない大きさのごみが対象になります。
指定ゴミ袋に入る大きさであれば可燃ごみ、または不燃ごみのルールに従って出すことが可能です。
ただし自治体によっては一度に出せるゴミの量が10袋までといった制限があるため、一度に不用品を処分することは難しいというデメリットもあります。
粗大ごみを出す方法は自治体によって様々ですが、多くの場合には粗大ごみ受付センターなどに電話を入れ申し込みをします。


電話の受付時間は平日の昼間ですので、忙しい場合には24時間受付可能なインターネット窓口で申し込みましょう。
申し込み時に収集日を決定しますが、申し込みのタイミングによっては収集日が1週間~2週間ほど後になることもあります。
またコンビニなどで粗大ごみの処理料金を支払い、粗大ごみ処理券を購入し粗大ごみに貼らなくてはいけません。
次に指定された収集日に粗大ごみを決まった収集場所に出すことも必要です。
このように自治体の粗大ごみ回収を利用するときには、申し込み・処理券の購入・収集場所への運搬という手順を自力でこなすため時間と手間がかかります。


労力を考えれば、依頼するだけで不用品を回収してもらえる業者を利用することは決して高くはありません。
また積み放題などのパック料金を利用すれば格安で不用品を処分することも可能です。
費用だけではなく、サービスなども考慮してどの方法で不用品を処分するかを検討しましょう。

2-2.ぼったくられることは?

不用品回収業者を選ぶ際には、悪徳業者に引っかからないように注意しましょう。
悪徳業者に依頼をしてしまうとぼったくられるケースも見られます。
被害にあうパターンとしては無料見積もりを申し込んだら見積もり料金を請求されたり、見積もりよりも高額な請求をされたり、回収した不用品を不法投棄されたりすることです。
チラシやネット広告からの情報だけでは悪徳業者なのかの判断は難しいので、十分に注意してください。
悪徳業者は違法業者であることがほとんどです。
違法業者を利用しなければ問題ありません。
悪徳業者を判断するためのポイントの一つは一般廃棄物処理業許可です。


一般廃棄物処理業許可は一般家庭のごみを回収するための許可になり、市町村が許可を出しています。
この一般廃棄物処理業許可を受けていない業者は無認可業者のため、違法業者の可能性が高いです。
公式のホームページがある業者であれば、一般廃棄物処理業許可を所持しているか確認することができます。
また会社の住所を調べてみましょう。
適当な住所や架空の住所をチラシや広告に記載している業者はリスクが高いです。
トラブルが発生したときに業者に連絡が取れなくなることも考えられます。
その他には不用品回収業者で不用品の買取を行っている場合には、古物商許可証を取得しているかも確認してください。

古物商許可証はそれぞれの都道府県の警察署で所得する許可証です。
この許可証は住所不定であったり、犯罪歴がある場合には所得できません。
そのため古物商許可証の有無は信頼できる業者かどうかの見極めの材料となります。
優良な業者は必要な許可証を所持し、見積もりの内容が明確です。
見積もりの内容が曖昧であったり、質問に対してはっきりと答えなかったりする業者は不誠実で悪徳業者のリスクがあるので、納得できない場合には他の業者も検討しましょう。
その他にも、しつこく勧誘をする業者や高圧的な態度と口調の業者も危険です。

見積もりにはないオプションを勝手につけて追加料金を請求するパターンもあるため、料金が不透明な業者の利用はおすすめしません。
ぼったくりを回避するためにも、きちんとした不用品回収業者を選びましょう。

2-3.粗大ごみと不用品回収はどっちが安い?

前項でも触れましたが、単純に不用品を処分するだけなら自治体の粗大ゴミに出したほうが安くなります。
ただし注意してほしいのが、粗大ゴミに出すのは手間がかかり面倒だという点と、粗大ごみに出せない不用品もあるという点です。
時間に余裕があり不用品の数が少なく、小さくて容易に運べる場合には粗大ごみとして処分してもいいかもしれません。
しかし、引っ越しの期日などで時間があまりなく、早く不用品を処分したい場合には粗大ごみの回収日とタイミングが合わないことも考えられます。
タンスやベッドなど大型の不用品がある場合には、運ぶのに力がいりますし、ケガの危険もあるため無理は禁物です。


特に2階以上から大型の不用品を運びおろす作業は、かなり困難になります。
購入時は配送業者が運び入れてくれることが多いですので、運び出すときも業者の手を借りるのが得策です。
また粗大ごみには出せない家電もあるため、処分の際には気を付けましょう。
家電4品目であるエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は粗大ごみで出せません。
不用品回収業者に回収を依頼すれば、適切な手順で回収を行ってくれるので安心です。
業者に家電4品目を回収してもらうと、業者から家電リサイクル券の排出者控を渡されます。


この券にはお問い合わせ管理番号が記載されていますので、業者に回収された家電4品目について製品メーカーに正しく引き渡されたのかを確認することが可能です。
自分で不用品を処分する場合には不用品を選別し、それぞれ適切な方法で処分しなくてはいけません。
これに対し不用品回収業者を活用すれば、ごみの選別から処分まで一括で行ってくれます。
家電4品目についても回収してもらえるので、不用品ごとに個別に処分対応しなくてもよいので簡単で便利です。

不用品の処分は専門業者が簡単!

不用品が大量に出る引っ越しや遺品整理の際には、不用品回収業者を活用するのが楽ちんです。
回収業者に依頼すれば、短時間で不用品を一気に処分することもできます。
自治体への粗大ごみとして不用品を処分する場合には、申し込みや収集場所までの運搬が必要になりますので、忙しくて時間がないときや片付けの人手が足りないときなどには、不用品回収業者に依頼するのが簡単でおすすめです。

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エコノバは、社会的にも地球規模的にも重要な問題となっているゴミや資源に関わる課題解決策を創り出したいという想いからスタートしました。

不用品のおかたづけは非常に手間がかかることに加えて自治体によって対処ルールも異なるため個人では困難な作業となります。

正しい知識を持たないまま対処してしまったがために不法投棄や非分別などの社会問題を引き起こしてしまうこともあります。

エコノバは、厳しい審査基準や規約をクリアした不用品おかたづけに関する正しい知識や経験や実績を持った信頼のおけるプロの専門業者を全国規模でご紹介。

「安心・カンタン・確実」に作業を依頼し完了出来る仕組みが整っています。

皆さまが安心して目の前の課題をスムーズに解決できるように万全のサポート体制でサービスをご提供させていただいておりますので是非ご活用いただければ幸いです。

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