「郵政記念日制定記念」切手の価値と買取相場の詳細

2019年6月4日 2019年6月18日

「郵政記念日制定記念」切手の概要

「郵政記念日制定記念」は、1949年6月1日に逓信省が4月20日を「逓信記念日」として定めていたのを「郵政記念日」に改称したことを記念して発行された記念切手です。

発行日は1950年4月20日。額面は8円の1種類のみ、発行枚数は500万枚となっています。

図柄は「羽を広げた鳩」と「郵便ポスト」が描かれており、「郵便記念日制定記念」の印字が入っているのが特徴です。

郵便にまつわる記念日は、1871年4月20日に”飛脚制度の廃止”と”郵便制度の開始”を記念した「郵政記念日」が始まりです。

後の1934年4月20日に逓信省によって「逓信記念日」に改称され、1949年に逓信省が”郵政省”と”電気通信省”に二分されたことをきっかけに再び「郵政記念日」に改称されました。

しかし1959年に郵政省の省名を再び「逓信省」に戻す法案が可決され、4月20日はまた「逓信記念日」と呼ばれます。その後、2001年の郵政事業庁の設置に伴い、またしても「郵政記念日」として呼ばれるようになります。

今現在では4月20日は「郵政記念日」として落ち着いています。

「郵政記念日制定記念」8円切手の買取相場は美品状態で170円前後です。

バラ状態での買取相場は然程高くありませんが、30面シートの美品状態であれば1,200円前後の買取価格まで期待することができます。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。

この記事を書いた人

某大手買取店にて8年勤務、店長経験あり。現在はフリーライターとして活動して2年が経ちます。元買取店スタッフとしての経験や知識を活かして、確かな情報をお届けできるように執筆しています！