バイトの制限がある高校生や未成年の内は、ちょっとしたお小遣いを工面するためにも、「もう読み終わった漫画を売ってみたい!」と考えるものでしょう。

しかし、身近な買取店であるゲオでは、高校生はもちろん未成年の買取はNGとなっています。

どうにかして漫画を売って、お小遣いを工面したい!このように考えた場合、ゲオで売るにはどのような方法があるのでしょうか?

また、ゲオ以外でも未成年や高校生が利用できる漫画の買取店も気になりますよね。本記事では以下の3点に関して詳しく解説していきます。

  • ゲオの漫画買取、未成年がNGな理由
  • ゲオで漫画買取をしてもらう方法
  • ゲオ以外で漫画買取をしてもらうには

今月お小遣いがピンチ!どうにかしてお金が欲しい!という時にはぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。

ゲオの漫画買取は未成年はNG


引用元:ゲオ公式HP

上記でも紹介してきたように、ゲオでは未成年の漫画買取は基本的にNGとなっています。またゲオに限らず、基本的に漫画、小説を問わず古本の売買は未成年は禁止されているもの。

未成年の古本買取が禁止されている理由、未成年の定義は以下のとおり。

  • 古物営業法、青少年健全育成条例により禁止されている
  • 18歳、または高校生以下の買取がNG
  • 親の同意書があっても禁止

「19歳はいいのか?20を超えていても高校生は不可?」など、それぞれ詳しく解説していきます。

18歳未満及び高校生本人の買取は拒否される

厳密に言ってしまえば未成年とは20歳未満の方を指します。しかし買取がNGになるのは20歳未満ではなく、18歳未満の方か高校生となります。

法的にはまだ未成年であっても、19歳は買取OKということですね。

この買取NGになる理由については、古物営業に関する業務を規制する「古物営業法」や、各都道府県が定める条例によるものがあります。

古物営業法に関しては、「店が未成年から買取を行った後、未成年から買い取ったものの返還請求が保護者からあった場合、速やかに応じなければいけない」という項目があります。

つまり、子どもが親の許可がないものを勝手に売ってしまった時、親が返還を要求したら即座に返さなければならないということですね。

「許可があったから売った」という事実が確実にない限り、古物の買い取りは未成年には行えないと定められているのです。

また、未成年が売りに来たものが盗品であった場合の責任の所在に関しても、非常に面倒な話になってしまいます。

これらのことを合わせて、未成年や高校生からの買取は禁じられています。

保護者の同意書があってもダメ

ゲオでは保護者の同意書があってもNG。これは単純に、同意書が実際に親や保護者が書いたものかどうか判別できない点が、NGになる大きな理由といえるでしょう。

実際のところ、企業によっては同意書があれば未成年でも買取OKとしているところもありますが、ゲオでの買取を希望される方はここを理解しておきましょう。

ゲオだけでなくブックオフやTSUTAYAも未成年の漫画買取はNG

女性

実は古本買取を行っているほとんどの大手企業は、ゲオと同じく18歳未満、高校生からの買取をNGとしています。この理由はゲオと同じように、古物営業法や各種条例に従っているからこそ。ブックオフやTSUTAYAといった買取業者も含まれます。

基本的に18歳未満や高校生の間は、自分一人だけで漫画の買取はしてもらえないと考えておきましょう。

ゲオで漫画買取を拒否された未成年の対処法

<未成年がゲオで漫画買取をしてもらうための対処法>

  • 保護者名義で売ってもらう
  • 保護者の同意書で売れる宅配サービスを使う

ゲオで漫画の買取をしてもらうには、他にどういった方法があるのでしょうか?主な方法が上記の2点になります。

18歳未満や高校生ではゲオで本を売ることができない。しかし、実際に少しでもお小遣いを増やしたり、部屋の生理をしようと考えれば、本を売っておきたいと思いますよね。

そんな時にはこの2つの方法で対処する他ありません。

どう頑張って未成年自身がゲオで漫画を売ることはできません。保護者の協力や、ゲオ以外で売ることを考えることになるのです。ではそれぞれどのような方法なのか、注意点と一緒に見ていきましょう。

保護者や親権者名義で買取をしてもらう

一番簡単で確実な方法になるのが、高校生や未成年が自分の保護者に代わりに売ってもらうこと。

上記で同意書だけでは買取NGと紹介しましたが、実際に店舗まで保護者が同伴してくれれば解決します。子供の売買に関して保護者が同意するのではなく、売りたい漫画を保護者が売った後、売却金を未成年に渡すというやり方ですね。

保護者が同意をしているだけではなく、保護者自身のものとして漫画を売るわけですから問題がなくなるのです。ただこの際、古本の買取で必須となる「保護者の本人確認書類」が必要です。

事前に準備をしてもらうことを伝えておくことが大切です。運転免許証、パスポートなどであれば容易が簡単で話もスムーズに進むでしょう。

保護者の同意書があれば可能な宅配買取サービスを利用する

ゲオにこだわらず他の業者に買い取ってもらうという選択もできます。子供の名義のままで買取、保護者の同意書があればOKとしている宅配買取を利用するのも一つの手だといえます。

実際に同意書だけで18歳未満、高校生での買取をOKとしているのは以下のサービスになります。

漫画買取ネット

漫画買取ネット

漫画買取ネットは送料・手数料無料、もしも査定額に納得がいかなかった時でも、返送料無料な買取業者です。

「保護者同意書」を公式サイトからダウンロードして記入するだけで買取をしてもらえるので、どうしても自分名義で買取をしたい方にはおすすめのサイトになります。

未成年が本を買い取ってもらうなら、保護者名義での買取が一番

書類 記入

ゲオでは保護者名義でなければ買取を行ってもらえません。その上、ネット買取でも自分の同意書だけの買取に対応してくれる店舗は非常に少ないと分かっていただけましたか?

「出来ればもっと簡単に買い取ってもらえれば…」と考えてしまう気持ちもよくわかります。ただ、制限がかかるのはほんの数年。

手間を惜しむよりも、より高く買い取ってくれるネット買取業者を見つける方が得策です。

漫画買取ネットをはじめとする宅配買取サービスなら、大事に読んできた漫画を高値で買い取ってくれることも可能。保護者に頼んで、宅配買取サービスを活用してお小遣いを増やしていきましょう!

下記の記事では、当サイト「買取比較道場」がおすすめしている買取業者をご紹介しています。どこの宅配買取業者を利用するか決まっていない方はぜひチェックしてみてくださいね!