「大阪逓信展記念」切手の価値と買取相場の詳細

2019年6月4日 2019年6月18日

「大阪逓信展記念」切手の概要

「大阪逓信展記念(おおさかていしんてんきねん)」は、戦後の郵政復興を目的に逓信省の増収計画の一環として発行された記念切手です。

発行日は1948年3月8日。額面は5円、2枚が一組になった小型シートになっており、発行枚数は25万枚となっています。

図柄は普通切手として発売されていた第1次新昭和切手「金魚5銭」の図柄がそのまま流用されており、シート下部には「大阪昭和23年3月」の印字が記されているのが特徴です。

「大阪逓信展記念」の後には見た目が全く同じ「名古屋逓信展記念」が発行されており、更に「名古屋逓信展記念」の印字を上書きするように加刷した「三島切手展記念」が発行されています。

これらは「大阪」の印字が「名古屋」だったり、見た目上の違いはあまりありませんが価値はそれぞれ異なります。

未使用のシート状態であれば判別がつくものの、地名の印字以外は同様ということから、シートから切り離したバラ状態ではいずれかを判断するのは困難となります。

「大阪逓信展記念」シートの買取相場は美品状態で750円前後です。

ただし前述したとおり「大阪逓信展記念」として査定してもらうためには、シート状態での出品が条件となります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。

この記事を書いた人

某大手買取店にて8年勤務、店長経験あり。現在はフリーライターとして活動して2年が経ちます。元買取店スタッフとしての経験や知識を活かして、確かな情報をお届けできるように執筆しています！