発行年月日1942年10月14日
総発行枚数500万枚
額面の種類5銭
切手の価値普通

「鉄道70年記念」切手の概要

「鉄道70年記念(てつどう70ねんきねん)」は1872年の日本の鉄道開通から70周年を迎えたことを記念して、1942年10月14日に発行された記念切手です。また鉄道を題材とした切手はこれが初となり、日本で発行された最古の鉄道切手でもあります。

額面は5銭の1種類のみ、発行枚数は500万枚となっています。図柄には大日本帝国の象徴であった「菊の紋」と「C59形蒸気機関車」が描かれています

C59形機関車は「シゴク」「シゴキュウ」の愛称でも知られる蒸気機関車であり、切手のコレクターだけでなく鉄道ファンからの間でも人気のある記念切手です。

1942年当時の日本は戦争の真っただ中であり「シンガポール陥落記念」「満州国成立10年記念」「大東亜戦争1年記念」など、戦争に関わる記念切手が多く発行されていました。そんな中「鉄道70年記念」は戦争以外を題材とした切手であったため珍しい切手とも言われています。

「鉄道70年記念」切手の買取相場

鉄道70年記念
  • 額面:5銭
  • 並品:140円
  • 美品:270円
  • 使用済:220円

「鉄道70年記念」5銭切手の買取相場は美品状態で270円前後です。

バラ状態でも複数枚あれば合算価格に期待ができますが、田型・連型シート状態で残っている場合は切り離さず、そのまま買取に出すことでより高価買取が期待できるようになります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。