発行年月日1942年9月15日
総発行枚数560万枚
額面の種類5銭・20銭
切手の価値普通

「満州国成立10年記念(二次)」切手の概要

「満州国成立10年記念(二次)」は満州国の成立10周年を記念して、1942年9月15日に発行された記念切手です。同年3月1日には「満州国成立10年記念(一次)」が発行されており、こちらは二次発行切手にあたります。

額面は5銭・20銭の2種類です。発行枚数は2銭切手が500万枚、20銭切手が60万枚となっています。

図柄は5銭切手が「日本と満州国の子ども」、20銭切手には満州国の国章である「蘭花の紋章」が描かれています。ちなみに図柄に「子ども」を採用したのは国内切手では初となりました。

満州国は1942年3月1日に建国とされていますが、国として書類で正式に承認された日は発行日と同じ9月15日でした。満州国成立10周年には東京の日比谷公会堂で記念式典が行われ、二次切手はこの場にて発売されました。

「満州国成立10年記念(二次)」切手の買取相場

5銭切手

満州国成立10年記念
  • 額面:5銭
  • 並品:30円
  • 美品:70円
  • 使用済:50円

「満州国成立10年記念(二次)」5銭切手の買取相場は美品状態で70円前後です。

特徴的な図柄から思わず高価買取を期待してしまいますが残存数が多く、切手買取における需要はやや低めとなっています。

20銭切手

満州国成立10年記念
  • 額面:20銭
  • 並品:140円
  • 美品:270円
  • 使用済:200円

「満州国成立10年記念(二次)」20銭切手の買取相場は美品状態で270円前後です。

20銭切手は、5銭切手の発行数と比較すると約1/8ほど少なく価値が上がります。単体でもある程度の買取価格が期待できるため、複数枚所持している場合は合算価格に期待が持てそうです。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。