切手趣味週間「山下白雨」切手の価値と買取相場の詳細

2019年3月29日 2019年6月18日

切手趣味週間「山下白雨」切手の概要

切手趣味週間「山下白雨(さんかはくう)」は、切手趣味週間シリーズの第一回目として、1947年11月1日に発行された記念切手(特殊切手)です。

額面は1円のみで、1円切手が5枚組み合わさった小型シートとなっており、発行枚数は300万枚となっています。

図柄には葛飾北斎が描いた浮世絵である「富嶽三十六景山下白雨」が用いられており、糊・目打ち（切手のミシン目）が無いの特徴です。

「切手趣味週間」は今となっては切手コレクターの間で人気シリーズとなっていますが、発行当時は人気が思った以上に伸びず大量の在庫を抱える事態となっていました。

しかし翌年1948年に「葛飾北斎100年祭」が催される運びとなったため、在庫を抱えていた「山下白雨」に加刷（印刷された切手に重ねて印刷すること）を施し、「北斎百年祭」切手シートとして再販したところ無事に完売したそうです。

切手趣味週間「山下白雨」の買取相場は美品状態で250円前後です。

切手シートの買取相場としてはやや低めとなっています。ですが切手趣味週間シリーズの1つとしてコレクションしている場合は、「見返り美人」「月に雁」などプレミア切手を所持している可能性があるため、まとめて買取に出すことをおすすめします。

その他「切手趣味週間」切手の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえますのでおすすめです。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。

この記事を書いた人

某大手買取店にて8年勤務、店長経験あり。現在はフリーライターとして活動して2年が経ちます。元買取店スタッフとしての経験や知識を活かして、確かな情報をお届けできるように執筆しています！