エアコンクリーニングおすすめ業者ランキング比較 料金相場や業者選びのポイントを徹底解説

年々寒暖差が激しくなり、エアコンを使用する機会が増えてきています。

皆さんはどの頻度でエアコンを掃除していますか?

エアコンの手入れをしないと、エアコンの効きが悪くて部屋が暖まらなかったり、嫌な臭いがしたり。家庭に小さな子どもや高齢者がいる場合は、喘息やアレルギー性鼻炎などの健康被害も心配ですよね。家族を守るためにも定期的に手入れをする必要があります。

しかし、手入れと言っても、どの範囲までできるのでしょうか。手の届かない範囲はこのまま手付かずでいいのでしょうか。

いいえ、【最低でも一年に一度】は業者にエアコンのクリーニングを依頼することをオススメします。

この記事ではおすすめのエアコン業者の選び方、エアコンクリーニングの基礎知識から、自分でできる掃除の仕方などについて丁寧にお伝えしていきます!

目次

おすすめのエアコンクリーニング業者ランキング比較

エアコンクリーニングを請け負っている業者は、大所帯の企業から個人事業まで幅広く存在します。一体どこの業者を選んだらいいか悩みますよね。

こちらでは信頼性が高く人気のあるエアコンクリーニング業者4社「ユアマイスタ―」「カジタク」「エアコンクリーニングプロ」「ベアーズ」をランキング形式でご紹介します。

どんなサービスを求めているか、どのくらいの予算が理想かなど、参考にしつつご覧ください。

第1位!エアコンクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】

「ユアマイスター」は、全国のハウスクリーニング業者が登録しているハウスクリーニングの予約サイトです。大手から地域密着型の個人業者まで幅広く登録されており、価格、口コミ、条件などから自分に合った業者を選べます。ただ、サービス内容も多岐にわたるため、口コミや評価を確認した上で依頼すると、満足度がさらに向上します。

2022年の日本トレンドリサーチによる調査で、満足度が高いハウスクリーニング会社No.1を獲得。サービス品質、スタッフ対応、サポートの3部門で1位を獲得しました!

累計の作業実績は16万件以上にのぼり、NHK NEWSや「王様のブランチ」などのメディアでも取り上げられる信頼性の高いサービスです。

 

■依頼完了までの流れ

①注文 ➡ ②日程調整 ➡ ③作業 ➡ ④支払い

 

・大手から個人まで、幅広いハウスクリーニング業者が選べる
・価格や口コミなどから比較検討できる
・多数のメディアで取り上げられた実績あり!

 

 

第2位!安心のイオングループ|仕上がり満足保証付き エアコンクリーニング【カジタク】

 

カジタクはイオングループが運営しているので「安心感や信頼感」があります。

料金は全国一律なので先払いという形になりますが、汚れ具合によって料金が変動する可能性がなく安心できます。特徴は自社に研修施設があり、厳しい研修にクリアしたスタッフが現場に出られる形になります。さらに駐車料金は無料なのも嬉しい点!

 

■依頼完了までの流れ

①注文+支払い ➡ ②日時予約➡ ③作業

 

・大手グループによる安心感
・品質保証は7日間まで可能
・独自の研修施設にて徹底的に研修を実施

 

▶カジタクの詳細と予約ページ

 

第3位!エアコン清掃はプロにお任せ!【エアコンクリーニングプロ】

運営をしているおそうじ革命は、日本全国に約300店舗展開しているハウスクリーニングブランド。エアコンクリーニングはサービスの中の1つです。おそうじ革命はお掃除に関してコスパが高く評価されており、2024年オリコン顧客満足度のハウスクリーニング コストパフォーマンス調査にて5年連続第1位を獲得しています。

壁掛けエアコンの料金は9,980円と、他社の中でも安価のため、できるだけ安くクリーニングしたい方にはおすすめです。

女性スタッフの指名や早朝深夜・土日対応なども可能なこともポイントです。

■依頼完了までの流れ

①申し込み ➡ ②見積もり ➡ ③作業 ➡ ④支払い

 

・一台9,980円で安価!
・女性スタッフ指名可能
・早朝深夜・土日対応

 

 

第4位!Webだけで予約完結できます! エアコンクリーニングは【ベアーズ】

ベアーズは豊富な実績を誇る家事代行サービスで、累計サービス件数は驚異の250万件を超えています!

家事のプロとして高い信頼を得ており、口コミや評判も非常に良いことで知られています。特にスタッフは、専門的な研修を受け、家事スキルはもちろん、マナーやホスピタリティ、お客様への対応に至るまで徹底した教育を受けています。そのため、質の高いサービスが提供されるだけでなく、利用者に安心感と満足感を与えることができます。

■依頼完了までの流れ

①申し込み ➡ ②日程調整 ➡ ③作業 ➡ ④決済(事前もしくは後払いを選択)

 

・豊富な実績と高い信頼性
・徹底したスタッフ教育
・安心感のあるサービス提供

 

▶ベアーズの詳細と予約ページ

 

一般的なエアコンクリーニング価格相場

エアコンクリーニングの料金は、エアコンの種類によって異なります。

大きく分けると一般家庭にある「壁掛け型」と企業にある「天井埋込型のエアコン」の2つに分けられますので、それぞれの価格の相場についてご紹介します。

壁掛け型エアコンの相場価格

家庭用エアコンで最も一般的なタイプです。
取り付け位置は比較的低いため、作業の手間が比較的少なく、料金もリーズナブルです。

価格相場:8,000円~15,000円

※お掃除機能付きのエアコンの場合は、追加料金として+3,000円~5,000円増えます。

天井埋め込み型エアコンの価格相場

業務用や広い部屋で使えることが多い天井埋め込み型は、分解作業や高所作業が必要なため、壁掛け型よりも料金が高くなります。

価格相場:20,000円~40,000円

※複数台依頼する場合は業者によって割引があります。

追加料金(オプション)の注意点

業者によってはクリーニング代の他に追加料金を設定しているところもあります。

基本料金が安い業者は追加料金が高めに設定されていることもあります。想定以上の出費をしないように、追加料金についてはよく調べておく必要があります。

 

追加料金の相場

・高所作業:3,000円~5,000円程度
・部品交換や特殊な汚れ(油汚れ、頑固なカビ):数千円~10,000円以上
・防カビコート:+1,000円~3,000円

 

エアコンクリーニングを依頼する際の注意点

満足度高く完了できるように、エアコンのクリーニングを依頼する時に注意して欲しい点が3つあります。

①事前に見積もりをお願いしておくこと

汚れの状況や追加オプションにより料金が変わるため、事前に見積りをもらいましょう。特に「高所作業」や「部品交換」などの追加料金については注意してみましょう。

②どの範囲まで依頼するか明確に考えておきましょう

例えば、室外機は依頼しないとか、防カビコートは不要だとか、事前に線引きをしておくとコストを抑えられ、余計なオプションの追加は避けられます。

③補償期間について確認しておきましょう

もしも作業後にエアコンが故障してしまうなど異常があった場合、良心的な業者は補償サービスがあります。ただ、適応期間が異なることが多く、30分~7日間と幅が広いです。作業が始まると頭から抜けやすい情報なので、事前に控えておきましょう。

いずれも些細な内容ではありますが、後悔をしないように抑えておきましょう。

エアコンクリーニングの基本

1 自分で掃除 vs プロに依頼:どちらがおすすめ?

エアコンの掃除は正直大変。

ですが、コスト面を考えるとできる限り自分でしたいですよね。しかし自分とプロとではできる範囲が違います。

専門知識や専用の道具を使用せず自分で掃除できるのは、フィルターや吹出口、それから室外機の表面などの一部だけ。

これではカビやホコリは完全に除去できません。おまけに高所で慣れない作業を行うので転倒する危険性が伴います。

カビはエアコンのどこに一番繁殖しやすいのでしょうか。
→答えは、前から見えにくいエアコンの内部です。

特にドレンパン・送風ファン・吹出口に繁殖しやすく、手の届かないところにカビがびっしり生えている場合もあります。このカビを除去するためにはエアコンを分解して、高圧洗浄機を使用しながら徹底的に掃除する必要があります。これはエアコンの構造に熟知しているプロだからできることで、素人では難しいこと。自分でできる掃除とプロに依頼してできることとでは、大きな差があるんです。

2 エアコンクリーニングが必要な理由

なぜエアコンのクリーニングが必要なのでしょうか。理由はずばり、ホコリやカビが発生しやすい電化製品だから。

なぜ発生しやすいかというと、

例えば、暑い夏に室温を下げようと冷房をかけるとします。

基礎的な話ですが、温かい空気はたくさんの水分を含んでいますよね。
温かい空気を急激に冷やすと結露(水滴)が発生します。
結露が発生することでエアコン内部の水分量はが増え、その水分によってカビが発生するのです。

冬でも暖房運転にすれば、エアコン内部は20℃を超えるため、冷房使用時に発生したカビが再繁殖します。
カビにとって、エアコンの内部は「気温」「湿度」「ホコリ」と条件が揃っているので、大変繁殖しやすい環境となります。クリーニングで徹底的に除去しなければ、カビは消えることがありません。

ホコリやカビが原因で健康被害に繋がるかも!?

もしもこのままクリーニングをせずエアコンを放置していたらどうなるでしょうか。エアコン内部のカビは、エアコンを稼働することで室内に拡散されるので、以下のような症状が起きる可能性があります。

・アレルギー性鼻炎:くしゃみ、鼻水、鼻づまりのような症状
・呼吸器系の疾患:喘息(ぜんそく)、 肺炎(レジオネラ症)
・その他疾患:アトピー性皮膚炎、結膜炎、頭痛など

これらの病気はエアコンの掃除を徹底し、適切な治療を受けることで改善します。ただ、完治に至る病気は少なく、慢性的な症状となる可能性があります。再発を防ぐために定期的にエアコンの掃除が必要です。

エアコンの効率アップと節電効果に繋がるから

グローバル空調総合メーカーのダイキン工業株式会社の調査によると、フィルターを掃除すると約1.5倍、フィルター掃除と室外機周辺の片付けなど行うと約2.1倍もの電力を節約できることがわかりました。

なぜこんなに節電効果があるのでしょうか。
それはつまり、エアコンの内部が汚れているとエアコンの動きが悪くなり、電気を多く消費するからです。

例えば、熱交換器やフィルターにホコリやカビがたまると空気の流れが悪くなります。すると部屋を冷やしたり暖めにくくなるので、エアコンを長時間使用することになるので電気代が増えます。また、フィルターが汚れていると空気が通りにくくなるので、モーターやファンに負担がかかります。さらに、ファンが汚れると風をうまく送れなくなるので、部屋を快適な温度にするまで時間がかかります。

クリーニングすると、エアコンの寿命が伸びる?!

エアコンを購入すると数万円から数十万円掛かるので、大きな痛手ですよね。

しかし、ご存知の通り、物は手入れをすればするほど長持ちします。エアコンも定期的に掃除をすれば長持ちしますし、しなければ部品の劣化が進み、寿命が短くなることもあります。

エアコンのクリーニングを依頼する最適なタイミング

ではエアコンのクリーニングはいつ依頼するのが良いでしょうか。

夏と冬は手放せないから、春や秋?
どんなサインが出たらクリーニングが必要なの?

依頼するタイミングについて詳しく見ていきましょう。

1 季節はいつがベスト?安いタイミングは?

春(4~6月)や秋(10~11月)がオススメです。

この季節はエアコンの使用頻度が低いため、エアコン業界は閑散期となります。そのため多くのエアコン業者はセールやキャンペーンを行う確率も高いので、安く依頼することができます。

さらに細かく言うと、梅雨真っ只中の6月や冬を迎える前の11月下旬に依頼をすれば、夏・冬の本番前にクリーニングができ、ホコリやカビがあまりたまっていない状態でエアコンを使用できるのでオススメです。

2 頻度の目安(年1回?それとも2回?)

どのくらいエアコンを使用するかによって変わります。
例えば夏や冬に丸一日使うようでしたら年2回を推奨しますが、一日数時間程度であれば年に1回でも大丈夫です。しかし個人でもあまり手入れをしない場合でしたら、年2回に依頼することをオススメします。

3 こんなサインが出たら要クリーニング

エアコンのクリーニングを依頼すべきサインは、実は目視や嗅覚から確認できます。

・室内機に黒い点々としたカビが見える
・エアコンの送風ファンにカビやホコリが見える
・エアコンから出てくる風がカビ臭い
・異音がする:ファンやモーターに汚れが溜まっている可能性あり
・電気代が急に上がった:エアコンの汚れで運転効率が低下している可能性あり

久しぶりに起動したら、「あれ?こんな臭い(音)したっけ?」と気付く良いタイミングです。暑くなる前に、もしくは寒くなる前に、必ず室内機やエアコンの内部にカビやホコリがないか確認し、一度試用運転をして異常がないか確認してみることをオススメします。

エアコン業者選びのポイント

では実際になにを基準にエアコン業者を決めればいいでしょうか。
以下4つのポイントを紹介します。

1 口コミ・評判の確認

ホームページや口コミサイトにある利用者の口コミを参考にしましょう。

抑えたいポイントは、
・どんなサービスを受けられるのか
・料金面やサービス面などでトラブルがなかったか

エアコンクリーニングのイメージがわかない時にも、口コミを見ることで自分がどんなサービスを依頼したいのか、考えを整理することができます。

2 資格保有者の有無

エアコンのクリーニング業者になるのに必要な資格はありません。しかし経済産業省のガイドラインによれば、エアコンの電源線を脱着する場合は電気工事業の登録が必要とされています。ただし、エアコンの分解・組み立てに関わる作業は電気工事とは見なされないことが多いため、資格が不要という形がとられています。

また、全国エアコンクリーニング協会による「エアコンクリーニング士」という資格もあります。クリーニングを行う上では資格は必要ありませんが、安全性や法令遵守の観点から、「電気工事業の登録」や「エアコンクリーニング士」などの専門的な知識と技能を持っているスタッフなら安心して依頼できそうですね!

3 保証内容の確認

必ず賠償責任保険に加入しているか確認しましょう。どんなに高い技術力や経験があっても、クリーニング作業によりエアコンが故障する可能性はゼロではありません。万が一のトラブルに備えて事業所側の「損害保険」への加入は必須です。故障時の対応や補償についても事前に確認しておきましょう。

4 価格比較の方法と注意点

相場よりも安い業者や料金設定が不明瞭な業者への依頼は控えましょう。

どこの世界にも不当な料金を請求する業者はいます。

たとえば、一見他社よりも安く見せておいて、作業後に「高所作業」や「部品交換」を理由に追加料金を請求したり、不要なサービスを押し付けられたり、作業を手抜きしたりするケースもあります。さらに、仕上がりに不満があっても、保証がないため再対応を求めることが難しいと断られるケースもあります。信頼できる業者を選ぶためには、見積もりが明確で、保証内容が充実しているかを確認することが大切です。

また、3社以上の事業者の実績・料金・口コミを比較することもオススメします。これにより、エアコンクリーニング業界におけるおおよそのサービス内容や料金相場の基準を把握でき、各事業者の特徴を知ることができます。またサービスを利用する上で、自分自身が値段やサービス内容などなにを重視したいか整理できるようになります。

抑えておくと安心!業者との確認事項

いざ依頼が完了すると、「あぁ、事前にこうしておけば良かった」「これを確認しておけばトラブルを防げた」などと思っても後の祭り。

初めての依頼だとわからない事だらけなので無理もありませんが、確認しておくべきことがわかれば満足度の高いサービスを受けることができます。チェックすべきポイントをまとめたので参考になさってください。

作業前のチェックリスト

☑エアコンの動作確認

・ 電源が正常に入るか
・ 冷暖房の効きや風量に異常がないか確認

☑異常音や異臭がしないか

エアコンを起動して変な音や臭いがしないか

☑エアコン本体や室外機の外観確認

・本体やリモコン、室外機に傷や汚れがないか。
⇒あった場合は撮影しておく。

☑汚れの程度を確認

・ フィルターや吹出口にホコリやカビがどれくらい付着しているか
⇒写真を撮る。

作業後のチェックリスト

☑仕上がりの確認

・吹出口やフィルター、内部が綺麗になっているか
・異臭がなくなっているか

☑動作確認

・電源が正常に入り、冷暖房の効きが改善されているか
・異音がしないか

☑エアコン本体の状態確認

・作業前と比較して傷や破損がないか

☑作業周辺の清掃状況

・床や周囲に汚れや水漏れが残っていないか

☑保証内容の確認

万が一問題があった場合の対応方法や保証内容を確認

作業前後のポイント

作業前にエアコン本体や室外機の写真を撮影しておくと、作業後の状態と比較しやすくなります。また、疑問点があれば業者にその場で確認し、納得した上で完了することが満足度を上げるポイントとなります。

エアコンから室外機まで!自分でできる簡単なお手入れ方法

エアコンを快適に使用できるように、お家でも定期的な手入れが必要になります。エアコンの寿命を伸ばせる経済的な効果もあるので、是非取り組んでみてください。経済産業省のエネルギー庁では2週間に1度を目安にフィルターの掃除を推奨しています。

フィルターの お掃除方法

フィルターのお掃除方法といえば、フィルターを掃除機でホコリや汚れを吸い取る形が一般的ですよね。この方法は間違っていませんが、細部に入ったホコリやカビまでは落とせません。お家にあるものでできる効率的な汚れの落とし方をご紹介します。

※感電やケガを防ぐために、事前にエアコンの電源を切ってコンセントを抜いておきましょう。

<用意するもの>
・掃除機 ・キレイなタオル2枚 (・台所用の中性洗剤 ・使い古した歯ブラシ )

①エアコンの前面パネルを開けて、フィルターの表面に掃除機をかける

エアコンの本体カバーを開けた後にいきなりフィルターを外すと、その衝撃でホコリが落ちてしまうため床まで掃除しなくてはなりません。ホコリが舞い散るのを防ぐため、フィルターを取り外す前に、まずはフィルターやその周辺に付いたホコリを掃除機で吸い取ります。

②フィルターを外して掃除機をかける

ある程度ホコリを吸い取ったら、フィルターを取り外します。ホコリの多くはフィルターの表側に付いていますので、表側からそっと掃除機をかけましょう。裏側から掃除機で吸ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まってしまいます。

③フィルターの裏側からシャワーをかける

掃除機で吸うだけでは、細かいホコリを完全に取り除くことはできません。
そんな時は裏側からシャワーをかけて水洗いしましょう。
表側から水をあてるとホコリが詰まってしまうので注意が必要です。

水洗いで落ちない場合は、水で薄めた台所用の中性洗剤を使い古しの歯ブラシに付けて優しく磨くと、フィルターを傷めずに掃除できます。

④乾いたタオルでフィルターを挟んで水分を吸い取る

濡れたままのフィルターをエアコンに取り付けると、エアコン内でカビが増殖する原因になってしまいます。フィルターを陰干しするか、または乾いたキレイなタオルで「ポンポン」と挟むように拭いて乾かしましょう。

吹出口とルーバーの お掃除方法

エアコンの吹出口は、熱交換器を通った空気が最後に出てくる箇所です。
ここが汚れていると部屋中に汚れた空気を撒き散らすことになるので、手の届く範囲でキレイに掃除をしましょう。吹出口の風向きを調整するルーバーもしっかりと手入れをすることがポイントです。

<用意するもの>
・お掃除棒の材料(キッチンペーパー、割り箸、輪ゴム)
・台所用の中性洗剤

※必ずエアコンの電源を切ってコンセントを抜いてから掃除をしましょう。

①ルーバーを手で回す

エアコンの吹出口にあるルーバーを手で回します。
機種によっては軽く回しても動かない場合もあるので、無理な場合は控えましょう。
ルーバーは電源を入れれば自動で元の位置に戻ります。

②お掃除棒を作る

吹出口には、風向きを調節するためのハネが付いています。この部分は手が届きにくいため、自作のお掃除棒を使うと便利です。

作り方は簡単で、割り箸にキッチンペーパーを巻き付け、輪ゴムで固定すれば出来上がりです。

③お掃除棒を使って吹出口の中を拭く

お掃除棒をお湯で湿らせ、固く絞ってから吹出口の中を拭きます。このとき、エアコン内部の奥にある送風ファンを傷つけないよう注意しながら、手の届く範囲だけを優しく掃除しましょう。

室外機の お掃除方法

<用意するもの>
・洗車ブラシなどの大きめのブラシ ・使い古したブラシ
・ほうき ・ちりとり ・掃除機 ・いらない布 ・輪ゴム

※感電を防ぐために室内機の電源を切りコンセントを抜いておきましょう。

①室外機のカバーを掃除する

ほうきを使って室外機全体についた砂ぼこりやクモの巣などを取り除きます。
室外機正面の網目部分は汚れが詰まりやすいので、ブラシで汚れをかき出したり、掃除機で吸い取りましょう。室外機の外カバー自体は水洗いも可能です。

②ドレンホースを掃除する

ドレンホースは、エアコンの室内機から室外へ排水を流すためのホースです。
このホースが詰まると、排水が外へ流れず、室内機から水漏れする危険があります。
出口付近に溜まった汚れを、割り箸や古い歯ブラシを使って取り除きましょう。

③室外機周りを掃除する

室外機の周囲に物が置かれていると、熱の吸収や排出が妨げられ、効率が低下します。そのため、室外機の周りはできるだけ物を置かないようにしましょう。また、落ち葉やゴミが溜まっている場合は、ほうきなどで簡単に掃き掃除をしておくと良いです。

自分でお手入れする場合の注意点

エアコンの構造は複雑です。徹底的に掃除しようとして分解して戻せなくなったり、ちょっとしたことでケガや事故に繋がる可能性があります。
特に気を付けるべきポイントを挙げてみました。

・エアコンに直接水をかけない:感電したり故障の原因になります。
・自分でエアコンを分解しない:戻せなくなれば再購入する可能性があります。
・市販のエアコンクリーナーを使う場合は表面やフィルターのみに使用する ※火花が飛び散るトラッキング現象が起きて火事になるリスクがあります。

自分で行う際は必ずできる範囲で済ませ、手の届かない所はプロに任せましょう。

エアコンクリーニングはどれくらい時間がかかる?

エアコンクリーニングの作業時間は、エアコンの種類によっても変わります。

・壁掛けスタンダードタイプ…1~2時間
・お掃除機能付き…2~3時間
・天井埋め込みタイプ(1〜2方向)…約2〜3時間

作業で手を抜かれないように、事前に業者の設定している作業時間も併せてチェックしておけば安心です。

まとめ

いかがでしょうか。
定期的に掃除をしていても、奥の汚れはなかなか自分では落とせません。
1年に1〜2回を目安にプロに依頼して、エアコンと室外機のカビやホコリを徹底的に排除してもらいましょう。家族の健康、電気代削減、そしてエアコンの寿命延長にも繋がりますよ!
ぜひこの記事を参考にして、ご自身の要望に合った業者を選び、快適で清潔なエアコンライフを実現してください。

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