害虫駆除 おすすめ業者!料金相場は?どこに相談したらいいの?

「段ボールやコードがかじられている」
「夜になると天井裏から音がする」

それはもしかしたら害虫や害獣の仕業かもしれません。彼らは小さな生き物。

一匹しかいないからだとか、いつでも駆除できるからと思って放置すると、知らないうちに数が増えて被害が拡大します。食中毒やアレルギーなどの健康被害が生じたり、まさかの家屋倒壊の危機に陥ることもあります。害虫は侮れません。

被害が拡大すれば、最早市販の害虫スプレーや燻煙では対処しきれず、再発防止に努めるのは不可能に近い状態。相手は小さい生き物だからこそ、侵入しやすい。完璧に駆除しなければ泣きを見ます。

 

この記事では、おすすめの業者や費用相場、プロに依頼するメリット、害虫駆除の基本などについて詳しく解説します。

目次

おすすめの害虫駆除業者ランキング

おすすめの害虫駆除業者をランキング形式でご紹介します。業者によっては駆除の対象が異なるので、求めるサービスに合わせて参考にしてください。

ハウスプロテクト

おすすめポイント

・多数のメディアで取り上げられる信頼性
・大元がリフォーム会社なので、施工技術に自信あり
・保証期間は業界最長クラスの10年!

ネズミやコウモリ、アライグマなどの害獣駆除といえば、ハウスプロテクトです。テレビやWEB媒体など様々なメディアで紹介されているので、名前をご存知の方もいるかもしれません。

ハウスプロテクトは2024年の調査でGoogleクチコミ件数は2000件以上の業界トップクラス。さらに評価は★4.7の高評価です。

また、ハウスプロテクトはリフォーム会社が主体の為、駆除の知識だけでなく、施工技術にも自信があります。なので侵入経路封鎖による再発防止はお手の物!安心して依頼ができます。

さらに嬉しいのは保証期間が10年ということ。期間内であれば、点検や補修作業を無償で対応してくれます。

対応エリア 関東、関西、東海、中国、四国、九州
公式サイト ハウスプロテクト
キャンペーン クチコミを書いてくれた方限定!駆除料金20%引き

 

 

害虫駆除110番

おすすめポイント

・8,800円~なので経済的
・累計問い合わせ件数は210万件以上(2022年時点)

社名の通り、まさに110番といった形で、即日解決してくれる「害虫駆除110番」

最短30分で診断をしてくれ、即日解決してくれます。見積もり後は追加料金はなしという点も安心材料のひとつ。

ただ基本料金が安価ということもあり、アフターフォローは1年間なので、被害が軽度の場合は特におすすめできる業者です。

対応エリア 全国
公式サイト 害虫駆除110番

 

 

駆除ザウルス

おすすめポイント

・害虫、害獣ともに対応(種類による)
・10年間の保証期間
・プライバシーに配慮

駆除ザウルスは、高品質なサービスと技術力で顧客満足度90%を誇る害虫・害獣駆除専門会社です。

ペストコントロール協会や防除施工士などの資格を多数保有し、クローズアップ現代や世界一受けたい授業、朝日新聞など多数のメディアで紹介されています。
害獣のイラストや社名の入っていない車で来てくれるのでプライバシーに配慮してくれるのも嬉しいポイントです。

対応エリア 全国(北海道、四国、沖縄以外)
公式サイト 駆除ザウルス
キャンペーン 年末年始Wキャンペーン開催中!ホームページを見た人限定で12月1日~1月15日の期間、駆除費用最大10%割日+20,000円割引になります!

 

 

害獣プロテック

おすすめポイント

・こだわりのある安全な薬剤を使用
・最長10年破損保証

害獣プロテックは、まさに害獣専門のプロ。使用する薬剤は日本害獣対策ガイドライン協会公認の特許取得済みのもので、獣種別にあわせて使い分けます。

害獣プロテックも20年以上続くリフォーム会社が母体なので、再侵入は徹底して防ぎます。3,000件以上の駆除実績と工務店歴50年以上の技術で最適な駆除&再発防止施工を実現します。

対応エリア 関東、関西、東海、九州
公式サイト 害獣プロテック
キャンペーン HPからの問い合わせ限定で、駆除代金が20%引き

 

 

害獣BUZZ

おすすめポイント

・グーグルマップの口コミ、★4.7
・害虫・害獣専用の薬剤を使用
・アフターフォローは最長10年

 

害獣Buzzは害獣を中心としたサービスですが、害虫にも対応しています。

予算範囲内で駆除の内容を決めることも可能で、アフターフォローも最長10年!

さらに納得できるプランとお見積りが見つかるまで何度でも考え直してくれるとのことなので、依頼者に寄り添ったサービスを期待できます。

対応エリア 関東、関西、東海、中国、四国、九州
公式サイト 害獣Buzz
キャンペーン 施工後のインタビュー&口コミで、害獣対策代金から20%引き

 

▶害獣BUZZの詳細と予約ページ

 

シロアリ駆除のキャッツ

おすすめポイント

・無料定期点検が年一回
・アフターサービス5年保証
・税込880円~/㎡の業界最安値

シロアリ駆除のキャッツは、その名の通り、シロアリに特化した駆除を提供しているサービスです。

キャッツに勤務しているスタッフは平均勤続年数が20年以上のベテランばかり。安心してお願いできそうですね!

 

対応エリア 東北、北海道、関東、中部
公式サイト シロアリ駆除のキャッツ

 

▶シロアリ駆除のキャッツの詳細と予約ページ

害虫・害獣駆除の費用相場

害虫や害獣はいくつも種類が存在するため、駆除に掛かる費用も変化します。駆除する範囲や補整箇所によっても左右しますが、主に害虫ごとの相場は以下のようになります。

害虫ごとの平均費用

・ゴキブリ駆除: 約1万円~3万円(ワンルーム)

費用にはゴキブリの駆除だけでなく、再発防止策なども含まれるため、部屋の広さによって料金が異なります。ワンルームであれば費用は1万円~になりますが、10坪ほどの飲食店の場合は50,000円~となります。
また作業の時間帯によっても変わります。ゴキブリが活発になる深夜に駆除をすると効率的に多くのゴキブリを駆除できます。

・シロアリ駆除: 約10万円~30万円(1坪あたり約5,000~10,000円)

被害状況の床面積が広ければ広いほど、作業時間や散布する薬剤の量も増えるため、費用も上がってきます。また、業者によればシロアリの種類によって変化するところも。特に外来種の「アメリカカンザイシロアリ」の場合は集団の規模が大きく、場所の特定や完全な駆除が難しいため、高額になる可能性があります。

・ダニ駆除: 約2万円~5万円

薬剤にも種類があり費用が異なります。ダニは高温多湿になると増殖するため、梅雨に入る6月頃から9月頃は多く発生しやすいです。そのため、ダニ駆除業者はこの時期が繁忙期となります。特に8月はピークなので費用も高くなります

・ネズミ駆除: 約2万円~8万円

駆除する家の広さや使用する薬剤、トラップの数、活動的になる夜間帯などによって価格は異なります。また、再侵入を防ぐために被害状況によっても左右します。ネズミは帰巣本能があるため、徹底的に施工する必要があります。

費用を抑える4つの方法

・複数の業者に見積もりを依頼する

相見積もりをすることを業者に一言伝えるだけで料金を安く提案できることがあります。それぞれの見積もりを確認して、料金・駆除方法・保証期間をそれぞれ比較し検討しましょう。

・仲介料金が発生しない業者を選ぶ

害獣駆除の業界には下請け業者に仕事を紹介する仲介業者が存在します。仲介料として20%以上の費用を請求されることも。見積りの内容に仲介料という記載があるかどうか事前に確認して、仲介業者を避けましょう。

・できるだけ自宅から近い事業者を選ぶ

自宅から遠い事業者を依頼すると、出張費用が発生する可能性があります。なるべく自宅から近い事業者を選ぶと良いでしょう。

・早めに依頼する

害虫や害獣は放っておけば被害は拡大するばかり。そうすると駆除範囲が広がり、施工が必要な場所も増えていきます。そのため、早い段階で依頼をすることで費用を抑えられます。

害虫駆除の具体的な流れ

害虫駆除が完了するまでの大まかな流れです。
業者によっては、一部料金を前払いをしたり、アフターフォローの保証期間や内容が異なることがあるので、見落としがないようにしましょう。

①問い合わせ:電話やホームページから問い合わせをします。
②現地調査:害虫の種類や被害状況を確認します。
③見積もり:費用や施工内容を確認しましょう。
④契約:業者によっては見積もり後にキャンセルができないところもあります。
⑤駆除・施工実施::専門スタッフによる駆除と施工作業を開始します。
⑥支払い:業者によっては前払いのところもあります。

害虫駆除業者の選び方

ここまで害虫・害獣駆除の業者を依頼する理由や、駆除の難しさについてお伝えしてきました。家の安心を脅かす害虫・害獣を徹底的に駆除してもらうために、よりよい業者選びのポイントをお伝えしていきます。

信頼できる業者を選ぶポイント

①資格の有無

害虫駆除は指定された資格はなく、誰でも事業を始めることができます。しかし、害虫駆除に活かせる資格というのはいくつもあり、資格の有無は安心材料の一つになりますよね。害虫駆除業者に求められる資格には、どのようなものがあるのでしょうか。

・防除作業監督者
防除作業監督者は、建築物のねずみ・昆虫など防除作業の監督をおこなえる国家資格です。
こちらの資格は防除業の登録に必要であり、資格取得した方は害虫駆除を実施するうえでの専門的な知識など防除作業全般に関する深い知識を持っています。

 

・シロアリ防除施工士
こちらは公益社団法人日本しろあり対策協会が認定する資格です。
認定試験ではシロアリの生態・木材・腐朽・防除薬剤・防除処理・建築といった、シロアリ防除施工を実施するうえでの知識が問わるため、この資格を持つ業者は、シロアリ防除に関する高い専門性を持っていると言えるでしょう。

 

・ペストコントロール技術者
ペストコントロール(有害生物の防除)に関する技術を有する者に与えられる資格です。害虫だけでなく、ネズミなどの害獣についても対応できる可能性が高いでしょう。

 

・建築物における衛生的環境の確保に関する事業の登録
日本には「建築物衛生法」という法律があります。これは店舗、事務所、学校、共同住宅など、多くの人が利用する施設が衛生的な環境を確保できるように制定されたものです。この法律に「建築物ねずみ昆虫等防除業」という項目があり、害虫駆除を行う事業者は、一定の基準を満たした上で都道府県知事の登録を受けることができます。

 

害虫駆除業者の資格は、その業者の専門性や信頼性を判断する一つの指標となります。特に、シロアリ防除や建築物全体の衛生管理に関わる資格は消費者が業者を選ぶ際の参考になるでしょう。しかし、資格の有無だけでなく、他の要素も総合的に検討し、自分に合った業者を選ぶことが大切です。

 

②評判や口コミ、実績を確認する

事業者のHPや口コミまとめサイトにある口コミは必ず確認しておきましょう。口コミを見れば、おおよそのサービス内容や注意点などを確認することができます。また、実績も注視すべきポイントです。

害虫駆除は生き物が相手です。「屋根裏にいるのが、ねずみだと思っていたら、実はハクビシンだった」なんてことはよくある話。生き物が変われば対策も変わるので、二度手間になり、費用が嵩むことも。害獣の種類、周辺の環境や築年数など、いろんな状況に応じて柔軟に対処できる業者が望ましいです。相談する前にホームページなどで、対応できる害獣の種類や過去の実績も確認しておきましょう。

③保証内容

業者選びには保証内容も大切です。相手は生き物なので、一度追い出してもまた戻ることもあります。そんな時に保証があると、新たに費用がかからず、しっかりメンテナンスをしてくれます。

一点注意しておきたいのは、害虫駆除の保証の種類。こちらは大きく分けて「部分保証」と「侵入保証」の2種類があります。

「部分保証」は、塞いだ穴が破損して再度害獣が侵入してきた場合の特定の箇所に対する保証であるのに対し、

「侵入保証」は、駆除後に再び害虫や害獣が侵入した場合、その原因を問わず対応するより広範囲な保証です。

比較すると「侵入保証」の方が広範囲で保証されており、経済的ですし安心して依頼できそうですね。業者を選ぶ際は「侵入保証」がついていて、かつ保証期間が長いところを選択しましょう。

 

その業者、悪徳業者かも?注意すべきポイント

「見積もりと比べて高額になった」「必要ないところまで施工が入って家が傷ついた」など悲惨な結果にならないように、良心的な業者と悪徳業者との見分け方も覚えておきましょう。ポイントは5つあります。

①接客態度が悪い

業者の中には強気な態度で契約を急かす方がいます。なぜ強気で契約を急かすのか。サービスに穴があるのを見抜かれないためです。自社のサービスに自信があれば、きちんと質問に答えてくれ、顧客の心に寄り添ってくれるはずです。

②作業内容や費用が不明瞭

悪徳業者は作業内容や費用を細かく設定しません。なぜなら契約後に追加料金を加算していくからです。2、3社比較してみると、「あれ?ここの業者は詳しくオプション料金が書いてあるな…」と違いがわかります。
また、集客のみを行い、作業は他社に依頼するいわゆる「仲介業者」の場合もあります。仲介業者に依頼すると、その分の紹介手数料が発生するので要注意です。 見積りを出してもらった際は、こちらもきちんと確認しましょう。

③調査時間が短い

害虫や害獣は小さいため、どこまで侵入しているか一目で判断できません。ここが拠点だと思っても、実は新たな巣を別の所に作り始めている場合もあります。
そのため、害虫や害獣の好む場所を考慮しながら調査をする必要があるので、調査時間が短くなることはありません。害虫の種類や被害場所、建物の築年数などにもよりますが、大体30分~2時間程、調査時間に掛かります。

④被害状況の説明が雑

たとえば天井にネズミが住みついている場合、天井の奥は見えづらいので容易に被害状況は把握できませんよね。悪徳業者の場合は知識があまりないため、被害状況を詳しく説明できない場合があります。撮影した画像など明確な証拠を見せずに誤魔化して、さらに料金を要求してくる可能性があるので注意が必要です。

契約前に確認すべきこと

一度契約を交わしてしまえば、返金は難しいもの。「ここが穴だった!」と後悔しないように、契約前に確認すべきポイントをお伝えします。

費用の内訳

害獣駆除は、駆除する範囲や作業内容によって大幅に費用が変わるため、費用だけで業者を選ぶと危険です。きちんとした業者であれば、作業内容と費用を明確に掲示していますし、調査をしないと費用がわからない場合でも、しっかりと事前に伝えてくれます。
掲示されているのはどんな作業の料金か、オプションは選べるか、保証期間の有無など、料金内容の明確さと丁寧な説明をしてくれる業者を選びましょう。

施工範囲と使用する薬剤の安全性

被害状況を踏まえ、再侵入の予防や家の補強のためにどこまで施工する必要があるのか、事前に範囲を確認することも大切です。あまり知識がない業者の場合、不必要な施工を行い、家を傷つけてしまう場合もあります。
また、使用する薬剤が人体やペットに影響がないかも確認しましょう。使用する薬剤によっては、気持ち悪くなったり、嘔吐するなど体調不良に陥る場合もあります。事前に安全か確認することで、健康被害を防げます。

アフターフォローの有無

保証期間などのアフターフォローは必要です。優良な業者の場合は10年保証などもありますが、業者によって異なります。どこまで保証をしてくれるか、保証期間はどのくらいか、きちんと確認しましょう。

害虫駆除とは?

害虫駆除の概要と必要性

害虫駆除とは、ゴキブリやシロアリ、ネズミなど、私達人間の生活に害を与える虫や動物を取り除く作業です。
放っておけば住宅に被害が及ぶだけでなく、家族の健康も脅かされる事態に。

また、害虫や害獣は夜行性であることが多いため、夜間活発に動き回り、その物音や足音で夜中起きてしまうことも。

するとどんどん神経過敏になり、
「今の音も害虫かしら…」
「この間始末したのに、まだ何匹も潜んでるの!?」
と気に病んで、最悪の場合ノイローゼになります。
害虫は健康や建物に悪い影響をおよぼすため、家族の安全で安心な暮らしを守るためには害虫駆除は必要不可欠です。ではここで実際に【健康面】や【建物】にどんな悪い影響を与えるのか詳しくみていきましょう。

害虫が及ぼす【健康】への被害

害虫がきっかけで食中毒や重度のアレルギー反応を引き起こすことがあります。

例えばゴキブリは排水溝やゴミ箱を好みます。
排水溝やゴミ箱にいたことでゴキブリのカラダに病原菌が付着し、そのまま他の食品や食器を徘徊して菌を広げていきます。 ゴキブリが徘徊したとは知らず、人間がその食品や食器を口にして、菌を体内に入れてしまい食中毒を引き起こす可能性があります。

また、害虫によるアレルギーといえば、蜂(ハチ)ですよね。
ハチに刺されるとアナフィラキシーショックが生じ、命に関わることもあります。症状には、じんましんや顔の腫れ、息苦しさ、吐き気、血圧低下、意識喪失などが含まれます。一度刺された経験がある人は重症化しやすく、耐性の低い幼い子どもや高齢者が刺された場合、命を落とすこともあります。

害虫が及ぼす【建物】への被害

続いて建物にどんな悪影響を与えるかみていきましょう。
一番知られているのはシロアリですね。木材を主食としているので、家の柱や床を食べてしまうため、建物全体の強度が低下します。
また、ネズミやハクビシン、コウモリなどの害獣が天井裏などに住み着いてしまうと、電気配線や木材をかじることで、断線や火災の原因となることがあります。さらに断熱材を巣作りに使ってしまうので家の断熱性能が低下することも。

このように害虫や害獣は私たちの健康や住まいに悪影響を与えます。被害がひどくなるほど修理や交換に多額の費用がかかりますし、早めの対策が求められます。
害虫のいない安心できる生活をする上では害虫駆除は欠かせないものとなっています。

害虫駆除はどこに相談?プロに依頼するメリットとは

害虫駆除をまずプロに相談するメリット

害虫が1匹や2匹で留まらない場合は、まずプロに相談することをオススメします。
プロは「この被害はなんの害虫か」という正確な特定ができますし、即日対応してくれるので、被害の拡大を防ぐことができます。

害虫駆除は市販でもできますが、駆除のプロの作業やアドバイスはまさに目からウロコ。最適な方法で害虫を駆除し、しっかりと施工して再発を防ぎます。再度被害があっても保証期間中であれば無償で再施工をしてもらえる点も嬉しいポイントですよね。

プロによる安全で効果的な駆除方法

プロは人やペットに優しい薬剤や駆除技術で対応してくれます。
たとえば、よくプロが使用するのは厚生労働省認可のマイクロカプセル剤。人間や哺乳類のペットには害がありませんが、ゴキブリが薬剤の上を通ると2-3週間で死滅します。
燻煙式の薬剤を使用する際も、ただ薬剤を置きっぱなしにするのではなく、自身が防護マスクを着けて噴霧器を手で持って薬を撒いてくれます。

プロは害虫の性質について知り尽くしているので、害虫がいそうな場所や、移動ルートなどを的確に推測し、屋根裏や壁の中、外壁などに散布してくれます。
徹底的に駆除し、徹底的に侵入防止をする。
これがプロです。

DIYとの違い

自分で行うDIY施工は費用を抑えられるメリットはありますが、極めて小さい侵入口を見つけて漏れなく塞ぐ必要があるので、そう簡単なことではありません。幼虫やアリなら数ミリの隙間でも通り抜けてしまうので、緻密な作業が求められます。
プロは過去の侵入口と現在使われている侵入口を見極め、屋根裏や壁に繋がる隙間は全てパテで封鎖してくれます。

主要な害虫とその特徴

では次に多くの家庭を悩ませる害虫を四つ紹介します。
記載している駆除の難易度は自分で行う場合の難易度となります。

■ゴキブリ

世界中に生息する害虫です。
特徴はまずその高い繁殖力にあり、1匹のメスから年間数百匹に増えることもあります。
また、雑食性で食べ残しや生ゴミ、紙など何でも食べます。さらに、高い生命力を持っているので、水さえあれば1ヶ月近く生存可能です。暗く狭い場所を好む夜行性のため、昼間に見かけた場合は大量発生している可能性があります。

駆除の難しさ: ★★★★☆

ゴキブリが何匹もいる場合は駆除の難易度は5段階中4です。
ゴキブリは隠れ場所が多く、繁殖力も高いため、すべてを駆除するのは非常に困難です。
市販の駆除剤では一時的な対策にしかならず、卵が残っていると再発のリスクがあります。また、隠れた巣を特定するには専門知識が必要です。プロに依頼する方が効率的で確実な駆除が期待できます。

対策:こまめな掃除や湿度を下げる、それから食べ物の密閉が重要です。早期の発見と適切な駆除で被害を最小限に抑えることができます。

■シロアリ

シロアリは木材を主食とする害虫で、建物に深刻な被害をもたらします。
日本に生息するのはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類で、どちらも柱や床材、家具などを食い荒らすため、最悪家を倒壊させます。
特に雨漏りや湿気の多い環境で被害を広げやすく、内部から構造物を劣化させます。
シロアリは木材内部や地中で活動するため、外見から被害を察知するのが難しいのが特徴です。
近隣でシロアリ被害が発生している場合、地中を通じて侵入するケースもあります。さらに建物周辺に放置された木材や腐った木片もシロアリを引き寄せる原因となるため注意が必要です。

駆除の難しさ: ★★★★★

シロアリの巣は地中や木材内部など目に見えない場所に隠れていることが多く、発見や特定が難しいです。また、専用の駆除剤は効果的に使用するための知識が求められます。再発を防ぐには湿気対策や侵入経路の遮断が必要となるため、結果的に専門的なスキルが求められます。

対策:定期的な床下点検や湿気対策の徹底が必要です。被害を疑う場合は早めに専門業者に相談し、調査や駆除を依頼することで建物を守ることができます。シロアリは放置すると被害が広がるため、早急に対応しましょう。

■ダニ

日本に生息するダニは主に2種類(チリダニやコナダニ)おり、どちらも布団、カーペット、ソファなどの生活空間で繁殖します。ダニは人間の皮膚片や食べ物のカスをエサに増殖し、人間はその糞や死骸を吸い込むことでアレルギーや喘息を引き起こします。
ダニの大きな特徴は、非常に小さい体長と、その繁殖力の高さです。体長は0.2~0.5mmほどで、布製品や家具の隙間に潜んでいます。特に温度20~30℃、湿度60%以上の環境で活動が活発化し、短期間で大量発生します。
ダニの種類によっては人間を刺して痒みや炎症を引き起こすこともあります。
ダニを駆除するために「掃除機で吸い取る」「天日干しをする」「熱処理を行う」などの対策がありますが、隙間や見えない部分に潜むダニを完全に排除するのは困難です。

駆除の難しさ: ★★★★☆

対策:ダニの被害を防ぐためには、日々の掃除と湿気対策が必要です。布団やカーペットはこまめに掃除機をかけ、可能であれば天日干しを行う。室内の湿度を50%以下に保つために除湿機を使用するのも効果的です。

■ネズミ

代表的な害獣です。
ネズミは物をかじる習性があるので、建物や家具を破損させるだけでなく、電気コードを噛み切ることで火災を引き起こすこともあります。
また、彼らの排泄物や体に付着した病原菌が、食中毒の原因になることも。食品を食い荒らしたり農作物に被害を与えることもあり、経済的な損失も大きいです。
ネズミは食料や隠れ場所があると発生しやすいです。食べ物の残りやゴミは放置せずに処分しましょう。また、建物の隙間や排水管、配線周りなどの入り口をしっかりふさがないと侵入してきます。帰巣本能もあるので、再侵入する可能性は非常に高いです。

駆除の難しさ: ★★★★☆

難易度は★4つです。理由はねずみが夜行性で行動が素早く、隠れ場所を見つけるのが難しいから。また、繁殖力も高いため、数匹駆除してもすぐに増えます。また、毒のエサや罠を設置しても、ネズミは警戒心が強いためなかなか近づかず捕獲できません。

対策:侵入経路の封鎖や衛生管理を徹底することで、発生を未然に防ぎましょう。

まとめ

害虫や害獣は小さい生き物ですが、人間の私たちの健康や安全を脅かす存在です。見つけたのは数匹だけど、どこかに隠れて巣を作っているのかもしれません。

不安が重なってノイローゼになる前に、まずは一度害虫駆除の業者に相談してみませんか?

専門業者に依頼すれば、発生源の特定から再発防止策まで一貫して対応し、効果的で安全な駆除が可能です。自分でやる手間や時間を省き、安心できる環境を取り戻せます!

電話一本で早期に解決。無事に安眠を取り戻すことができますよ。

参考元:厚生労働省:動物由来感染症を知っていますか?
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000155663.html

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